umesan_camera’s blog

おっさんカメラマンの七転び八起き

「結婚式のカメラマン」は誰でもなれますか?

お久しぶりです!

 

なまけた投稿ペースですいません。

カメラマンとして活動しているおっさんの考え方や、

たくさんの方を見聞きして思っている事を

書いているだけのページですが、

ご興味を持っていただき早く新しい投稿が

読みたい方はどんどん最速のコメをいただければ

頑張って書いていきます。

ネタは沢山有りますから。

 

 

さて、

今回は聞かれることが多いので

せっかくだからこの場をお借りして

答えさせていただきます。

 

「結婚式のカメラマンは誰でもなれますか?」

 

週末だけなど副業としての活動ではなく

カメラマンとして生計を立てている人は

周りを見ると意外と少ないのかもしれないからこそ

出てくる質問なのでしょう。

 

「特に土日は仕事がお休みで時間も有るし、

撮影のギャラが高めで、技術も磨けそう。」

 

その通りだと思います。

 

結婚式は圧倒的に土日祝に行われることが

多く、ギャラも一回の撮影では高いと思います。

また、撮影の技術も身につくのは間違いないです。

 

で、

結論!

はい、誰でもなれます。

資格も必要なくある程度の撮影機材が

用意できる方は直ぐに始めることが

できます。

 

 

ただし、

おすすめはしません。

 

七五三・成人式・誕生日etc、

最近はハーフ成人式なども

出てきましたね。

このように

世の中は記念撮影といわれるものが

いくつかあります。

 

この中に結婚式も含まれてます。

同じ記念撮影なんです。

しかし、

大きく違うことが

一つあります。

 

それは

「期待値」です!

 

記念撮影は皆カメラマンの撮影する

写真には何かを期待しています。

 

ところが結婚式の場合は期待の

ベクトルといいますか次元とでも

言いましょうか、他の記念撮影

の比ではないほどの期待がされます。

 

写真の好みなどの違いだけならまだしも

クライアントからみて

「プロとは思えないレベル」の判定を

されてしまった場合を想像してみてください。

 

何度も書きます。

クライアントの期待値は撮影する側からは

想像もできないほど高いです。

 

場合によってはその日のギャラが無いだけ

ではなくお金を払わなくてはならない事態も

あり得ます。

そうなったら無事に平日の本業に

取り組めるのでしょうか?

 

また、

クレームは新郎新婦だけではなく、

列席される親族や友人ゲスト、

また会場のスタッフもいます。

 

たった1日の結婚式のために

気を配らなくてはいけないことが

山のように有ります。

 

たまに1日の結婚式撮影料を破格で

受けているカメラマンがいます。

 

受け手が良ければ良いので金額は

伏せますが、その金額に対しての

労働に見合ったギャラなのかな?

 

また、技術は身につくけど試したことも

ない技法で失敗したら?

とか

それを試すための実験台にされている

クライアントの気持ちは?

 

とかも考えてしまいます。

 

誰でもできる結婚式のカメラマン。

その道に進むための門は広く

人員も不足している業界ですので

歓迎はされるでしょう。

しかし

その門の先は急に険しくなり

引き返したときは

身も心もボロボロになってしまっている

かもしれません。

 

 

ただし

やりがいとか楽しさはハマればここまで

充実感の得られる仕事はなかなかありません。

 

脅かしのような話になってしまいましたが、

その様なつもりはなくどんな仕事でも

言えますが特にこの仕事は覚悟が必要です。

それでも

本業にしてでも結婚式を撮りたいと

思っている方は歓迎します。

 

もし興味がある方は門も広く情報もたくさん

出回ってます。

 

もっと詳しく聞きたい方は更なるリアルを

お話いたします。

いつでもお待ちしてます。150)

 

 

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