umesan_camera’s blog

おっさんカメラマンの七転び八起き

40過ぎてコネも人脈も無いのにどうしてカメラマンになったのか 2

こんばんは。

前回に続き今回は
コネも金も
そして技術も無い
と言うのに
私がどの様にして
カメラマンとして
「何とか」食べていける
様になったのかを
簡単にお話させて
頂ければと思います。


私は
カメラマンとして
成功している人間ではありません。
あくまで「何とか」と
書いているとおり
家族で食べて行く事だけは出来る
レベルと言うことで、
成功者としてお話をするわけでは
ないので了承下さい。

前回同様、大した話では
無いと思いますが、

お付き合い頂ければ
幸いです。

 

先ずはカメラマンや
アシスタントの募集を
兎に角探しました。

まぁ、
世間的に知られているような
求人誌には結局有りませんでしたが、
何とか横浜にあるスタジオにアルバイト
として入る事ができました。


そこで結婚式で扱う写真のノウハウを
大まかながら教えて頂きました。

長期間では無いですが、
自分は概要的な事が分かれば
十分だったので短い期間で
そのスタジオは辞めました。

 

「またかよ。」

 

前話を読んで頂いた方は
そう思うでしょう。

誤解が無いように説明しますが、
今回は少し違いまして理由が
2つあります。

 

カメラマンというのは
雇われているうちは
正直なところ薄給でして
私の場合は家族がいます。
この時の時給は1000円で、
勤務時間も5H程でした。
他に仕事は無く子供の
小遣い稼ぎとは訳が違います。
悠長な事をしている時間は
有りませんでした。

また、
もうひとつは
入って直ぐに思いましたが、
このスタジオで写真の基本を
学ぶつもりは有りませんでした。

勿論、
自動車の修理を
仕事としてきた人間ですので、
基本は大事だと言うこと事は

分かっているつもりです。

しかし、
私は技術を学ぶなら尊敬と憧れを
持てる方から学んでこそ身に付き、
そうでない方から学んでも正直な
ところ大したものにはならないと
常日頃思っているのです。

残念ながら自分が真似をしたい
感情が湧いてこない上に、
明日の飯も困る始末では
当然そこに長く居ることは
出来ません。


そのスタジオを辞めた後は私は
少しの撮影経験と元々歩んできた
人生経験を武器に後は度胸勝負で
仕事を集めていきました。


先ずは、
徹底的に価格を下げて撮影をさせて
頂く機会を兎に角作っていきました。

それらの写真をサンプルに今度は
定期的に仕事を頂けるとこを探して
いきました。

そこで幾つか業務委託をして頂ける
ところが見つかりましたが、
ここからが意外に厳しいところでして
相手の望んでいる写真が分からな
かったのです。

 

何年も経験を積んだ今なら大した事
では無いのですが、
例えば納品のファイルサイズや
納品方法またアルバムにする
ためのマストカットやハウスルール的
なものなど一つ撮影といっても
沢山の事を考えて撮らなければ
ならないことがあって実戦経験が
圧倒的に足りない自分にはかなり
キツイ状況でした。

当然、
一部の委託先からはプロの品質に
満たない事などから契約を
切られてしまいました。

この業界は上手く行けば簡単に
上がるけど、落ちる時には一瞬で
底まで落ちると聞いていましたが、
この時に初めて痛感したのを今でも
覚えています。

しかし、
こんな感じの失敗を2~3年は
続けてその度に少ない協力者の
助けと自分で考え解決する事を
繰り返しているとほとんどの事は
分かるようになるものです。

以前ある会場で撮影を
ご一緒させて頂いた専属の
カメラマンに私の撮影姿は
10年以上はやって来た方だと
勘違いされた事がありました。

その当時私は
カメラマンとして4年程たった
時でした。

ご迷惑をおかけしたのだから
当然ですが、委託契約を切られた
悔しさを忘れなかった事と、
プロ水準にすら達していない私を
支えてくれた数少ない委託先や
協力者の期待に応えるため、
そして、
何も言わずに我慢してくれている
家族のため、
この3つの思いを胸に
私は今日までカメラマンとして
やってこれています。

今は撮影の委託はここまで支えて
頂いたところからごく稀に引き受ける
ことはありますが、ほとんどは今まで
撮り溜めたサンプル写真などを武器に
新郎新婦から個人で仕事を受ける様に
なりました。

しかし、
今の状態で満足するわけにはいきません。
まだ、「何とか」食べていけてる
レベルなんですから。

いつかこの「何とか」が早く無くなる
事を想像してこれからも沢山の幸せを
撮っていきます。


以上、全く文才がなく、
ざっくりと見苦しい説明で
申し訳ありません。

こちらも写真同様に少しずつ勉強して
そのうち読みやすいブログを書いて
行きます。

是非また覗きに来て下さい。

 

 

 

 

 

 

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